住まいの防犯対策

ドア破りを防ぐ

ピッキング被害を防ぐ為に

近年増加するドア破り、とりわけピッキング被害を防ぐには、耐ピッキング性能の高い錠(CP錠)に変更するなどの対策が必要です。 また、ドアのこじ開けに対抗する為にガードプレートなど防犯金具の設置も効果的です。

防犯性能の高い建物部品

平成16年5月、官民合同会議では「防犯性能の高い建物部品」の普及を促進するため、「共通呼称(防犯建物部品)」と「共通標章(CPマーク)」を制定しました。

「防犯性能の高い建物部品」の共通呼称として「防犯建物部品」が、また、図の統一マークが使用されています。製品に付与される場合はマークの下には取得年度(西暦)が入ります(図参照)。

一戸建ての防犯対策

玄関部分

主錠には既存のシリンダーをピッキング等に強いシリンダーへの変更(CP-C限定品など)また、補助錠の取付けが可能であれば防犯性はより向上します。 また、扉と枠との間に隙間がある場合はガードプレートの取付けが効果的です。

勝手口

出入口が二ヶ所以上ある場合には最終出入口(玄関等)以外には内締り錠(中からのみ開閉できるもの)を取付けするのが効果的です。内締りの為ピッキングの心配は全くありませんし、破壊などにもとても強くなります。

窓部分

窓には通常、クレセント錠が一ヶ付いている程度です。 クレセントはガラス破りに弱いものが殆どです。 対策としては以下の事が考えられます。

  • 窓用の錠前を新たにつける。
  • センサーをつける。
  • ガラス自体を防犯ガラスに変更する。

庭やガレージ

センサーやセンサーライトを設置する。異常があれば、家の中や外出先などで、音や映像で確認する事も可能です。

集合住宅の防犯対策

玄関部分

主錠には既存のシリンダーをピッキング等に強いシリンダーへの変更(CP-C限定品など)また、補助錠の取付けが可能であれば防犯性はより向上します。また、扉と枠との間に隙間がある場合はガードプレートの取付けが効果的です。

共用部分(エントランス等)

防犯センサーやセンサー(ライト)を設置する。